3月は、新たな旅立ちの季節でもある。
3月31日、宇奈月町と黒部市が合併し、新黒部市が誕生した。産業資源、自然資源に恵まれた発展可能性の高い地域であると思う。この合併を最も素直に喜んでいるのは、学生達のように感じる。それは、宇奈月町閉町式での、中学生のスピーチである。「近くにあっても使えなかったいろんな施設が自由に使えるのは嬉しいこと」「野球部の力がどれくらい通用するか同じ市の他校との他流試合が楽しみだ」「私達は、これからお互いをもっともっと知る事が大事だ」等の言葉は、合併の意義を実にわかり易く示している。
富山県内の市町村数15は、全国で最も数の少ない県となった。
富山県全体の壮行式では75人、下新川郡の壮行式では4人の旅立ちを関係者で祝福激励をした。壮行会に出席していつも感心することは、激励に来る1年先輩達の実にしっかりとした成長の姿にである。組織の育成プログラムがよく整備されていることの証であろう。富山県の壮行会に出席しておられた舞鶴の総監が話された「われわれは、自衛官として育てる前に立派な社会人となるよう育成する」との言葉通りである。75人の門出を祝したい。
3月議会中に結論がでなかった。自らのことを決めることは容易なことではない。
建前と本音の交錯する厄介な問題だ。
これらは、本音の話し。いずれにしろ、6月議会には決着しなければならない。
一般会計予算5256億円。これは前年比マイナス3%、7年連続前年比マイナス予算。健全財政への道は険しい。国と地方の三位一体改革は、一層厳しさに拍車をかけている。削っても、削ってもの感がある。しかも、5256億円の53%が義務的経費、即ち、人件費と扶助費と公債費。財政の硬直化を示している。残り、47% に県の将来への芽がある事になる。換言すれば、予算編成者である石井知事の理念、哲学が凝縮されている事になる。知事の政策の柱は、活力、未来、安心。
私は、「人を大事にする政策」、「活力を生む政策」、「新たな価値を追求する政策」という柱立てを考えている。
総合大学としてはじめての入学試験が行われた。今後の県内学生の定着率の動向が気になる。その点、地元出身者を特別枠とする、医師志願者および教師志願者の地域枠は有意義な制度だ。
野球の真剣勝負はとても面白く、目が離せなかった。サッカーや他の団体スポーツでは、なかなか日本の優勝の姿は見ることができない。多分、日本のプロ野球選手は、凄く鍛えられた一流のアスリート達なのだろう。世界の桧舞台でそれを示した選手達は、立派だし、大きな感動をもたらしてくれた。私は、子どものように、体全体で、くやしんだり、喜びはしゃいだりしながらチームを引っ張ったイチロー選手と親爺のように厳しくもあり、慈悲的でもあり、真剣そのものの王監督、この2人の姿勢に特に胸が打たれた。